中国語翻訳

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中国語_超入門(声調について)_1

中国語はピンインがありますが、1つの文字に対して、子音(子音がない文字もあります)と母音が1つずつセットになっています。それぞれの音節には声調(トーン)、つまり、音の高低、長短などのアクセントがあります。四声がありますが、その違いで意味も違います。例えば、こういう短文があります。 「妈妈骑马,马慢妈妈骂马」、これをピンインで示すと、mā mā qí mǎ mā mā qí mǎ mǎ màn mā mā mà mǎになります。日本語では「マ マ チ マ、マ マン、マ マ マ マ」になります。この短文は「母さんが馬に乗る。馬が遅いので、母さんは馬を叱る」の意味になりますが、アクセントを違うと、「母さんが遅いので、馬が母さんを叱る」の意味にもなります。ですので、正しいアクセントは中国語の勉強において、とても重要なわけです。


発音のポイント:
第一声 音の高さをキープします。


第二声 えぇ?と驚くような感じで発音します。 一番低いほうから一気に音の高さを引き上げてください。「驚きの二声」


第三声 音を低くします。自分の出せる一番低い音を保ちます。
第四声 「さあ!」と勧誘するようなトーンを練習しましょう。二声とは逆で、最初に基準とした音より高い声を出し、そこから一気に一番低い音まで引き下げてください。


軽声  四声とは別に「軽声」というものがあります。これには声調記号はついていません。軽く添える程度で発音してください。動詞や名詞が重なるときの後ろの部分や、接尾語、助詞が軽声となり、本来の声調を失います。(習慣的に、後ろ側の漢字が軽声になっている)


mā má mǎ mà  妈 麻 马 骂 を図に示すと以下の通りです。